2007年05月30日

スカイフィッシュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スカイフィッシュ(Sky-Fish)は、UMA(未確認生物)の一種。体長は60cm〜2mと推定されている。
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欧米ではその棒状の形態からフライング・ロッド (Flying Rods) あるいは単にロッド (Rod) と呼ばれることが多く、「スカイフィッシュ」という呼び名は、日本の奇現象研究家・並木伸一郎の造語と思われる。

1995年、ビデオ編集者のホセ・エスカミーラが仕事中にビデオ映像をコマ送りすることによって発見した。ビデオカメラや写真には写るが、実際に捕獲された報告のないことから話題となった。その後も、日本を含め各地で同様の事例が報告されている。

2006年4月にTVで放送されたモーションブラー現象説の実験によって、UMA(未確認生物)説はほぼ完全に説得力を失っている。ただし、スカイフィッシュに関する証言や映像の中にはモーションブラー現象では説明できないものもいくつかある。

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2007年05月29日

アルターゴゾ・エルバッキー・ムニューダー

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アルターゴゾ・エルバッキー・ムニューダ(エルバッキー)は、1981年7月22日に神奈川県横浜市で、日本の女性が発見したとされる宇宙生物である。

主な特徴は、光る目とビーバーの様に大きな尻尾である。毛の色は赤茶色。全体的にはネコに似ており、ネコそのものではないかという指摘もある。また光る目についても、写真撮影時のフラッシュの反射によって動物の目が光ってみえるのは当然であるとの指摘もある。

発見者である女性エリザベート(光本富美子)は、神奈川県を夫婦でドライブ中にこの生物を発見し、写真を撮影した。しかし、ネガは一部が夫妻の飼い犬に食いちぎられ、特徴的な尻尾の部分の検証を行うことは不可能となった。著書「異星人からのメッセージ」(鷹書房、著:エリザベート(光本富美子)、大石隆一)には、尻尾の外形を点線で補った写真が掲載されている。

発見者の女性は後に、ナガンダ・ムーとピーガ・パゴイラと名乗る宇宙人から「この動物は地球の核兵器や毒ガスを調査するためにアンドロメダ星座(アンドロメダ星雲?)から来たものである」と教えられたという。
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初出は前出の著書「異星人からのメッセージ」。ベストセラーとなった「トンデモ本の世界」(と学会)で紹介されたことにより、ごく限られた範囲ではあるがメジャーな存在となった。

なお、筋肉少女帯の楽曲「暴いておやりよドルバッキー」、「遺言動物ドルバッキー」に登場する生物・ドルバッキーのモデルでもある。

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ステラーカイギュウ

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ステラーカイギュウ (学名: Hydrodamalis gigas) は、絶滅した海棲哺乳類の一種。ジュゴン目(海牛目)ジュゴン科に属する。かつて北太平洋のベーリング海に生息していた大型のカイギュウである。1768年かそれ以降に絶滅。
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ステラーカイギュウは、寒冷適応型のカイギュウ類(ステラーカイギュウ亜科)の、最後の生き残りだった。このカイギュウ類の系統は、ジュゴンのような、暖かい海で主にアマモなどの海草を食べて暮らすカイギュウ類から派生したが、より寒冷な海に育つコンブなどの海藻類を食べ、体を大きくして大量の脂肪を蓄えることで、寒冷な気候に適応していた。ステラーカイギュウ以外の種は、有史以前に絶滅している。

なお、海藻類は非常に歴史の古い植物群であるにもかかわらず、これを主な食物とする脊椎動物は、これらのカイギュウ類のほかには、ほとんど知られていない。

寒冷適応型のカイギュウ類に1科を立て、ダイカイギュウ科とすることもあり、この場合、ステラーカイギュウはステラーダイカイギュウとされる。 日本でも、北海道と東北地方から、寒冷適応型のカイギュウ類の化石が、のべ30体ほど発見されており、その中にはステラーカイギュウの祖先に当たると思われる同属のピリカカイギュウや、ステラーカイギュウそのものの化石であるキタヒロシマカイギュウ(ステラーカイギュウ北広島標本)が含まれている。

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2007年05月28日

ニホンオオカミ

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ニホンオオカミ(Canis lupus hodophilax Temminck,1839) とは、日本の本州、四国、九州に生息していたオオカミ。
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最近まで、1905年(明治38年)1月23日に奈良県東吉野村鷲家口で捕獲された標本が最後の標本であると考えられていた。しかし、近年、1910年(明治43年)8月に福井城址で捕獲されたイヌ科動物が、ニホンオオカミであったとの論文が発表され、従来よりも最終捕獲年度が5年延びることとなった。学術的には、過去50年間生存の確認がなされない場合、その種は絶滅したとされるので、ニホンオオカミは絶滅種である。

同じく絶滅種である北海道に生育していたエゾオオカミとは別亜種であるとして区別される。ニホンオオカミを記載し、飼育し、解剖学的にも分析したシーボルトによると、ニホンオオカミはハイイロオオカミと別種であるという見解である(ニホンオオカミの分類に関する議論については「ノート:オオカミ」を参照のこと)。このように大陸産のハイイロオオカミの亜種ではなく、Canis hodophilaxとして独立種であるとすることもある。この場合でも、エゾオオカミはハイイロオオカミの亜種とされる。

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フクロオオカミ

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フクロオオカミの骨格フクロオオカミとは、オーストラリアのタスマニア島に生息していた、哺乳類・フクロネコ目の大型肉食獣。1936年に絶滅。タスマニアオオカミの別名があるほか、背中にトラを思わせる縞模様があることから、タスマニアタイガーとも呼ばれる。
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有袋類ではありながらオオカミにあたるニッチを占めている、いわば「袋を持つオオカミ」であり、収斂進化の代表例としてしばしば取り上げられる。

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2007年05月27日

モンゴリアン・デス・ワーム

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モンゴリアン・デス・ワーム(Mongolian Death Worm)はゴビ砂漠周辺に生息するといわれている、巨大なミミズのような未確認動物(UMA)。
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牛の腸に似ている事から、現地ではオルゴイコルコイ(腸虫の意味)とも呼ばれている。生き物を殺傷できる毒を持ち、電撃を出すことも出来ると言われている。

大変凶暴で地元の人は恐れているという。短い雨季の間によく姿を現すという。

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ツチノコ

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ツチノコは、日本に生息すると言い伝えられている未確認動物(UMA)のひとつ。
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鎚に似た寸胴のヘビとされる。北海道と南西諸島を除く日本全国での目撃例が多数ある。
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2007年05月26日

ジャージー・デビル

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ジャージー・デビルジャージー・デビル (Jersey Devil) は、米国ニュージャージー州一帯で古くから報告されているUMA。
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体長1〜1.8mほど、馬や羊または鹿に似た顔で、真っ赤な目を持つ。胴体は黒っぽい毛で覆われており、コウモリのような翼で空を飛ぶ。 路上や建物の屋根に馬のひづめのような足跡を残す。 別名=リーズポイントの悪魔、リーズ家の悪魔。

1909年1月16日から1月23日の8日間には目撃事件が集中発生し、出没地域は30以上にも上った。このときは都市部でも目撃され、フィラデルフィアなどでも大騒ぎになった。

1980年ニュージャージー州南部に現れ、家畜を襲い、この際にも馬のひづめに似た足跡を残した。

1993年12月にはニュージャージー州の自然公園管理者ジョン・アーウィンが、森のパトロール中に二本足で立つ怪物に遭遇した。

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2007年05月25日

ジャッカロープ

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ジャッカロープジャッカロープ(Jackalope、ツノウサギ)はアメリカのワイオミング州に棲息していると言われている、UMAである。
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ジャッカロープは見た目はシカの角を生やしたウサギのようである。他のUMAと異なり、多くのはっきりとした写真が撮られているのが特徴である。群れで生活していると言われている。

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2007年05月24日

エイリアン・ビッグ・キャット

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エイリアン・ビッグ・キャット(Alien Big Cat、ABC、モギィー)はイギリスに現れるUMAの一種。
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エイリアン・ビッグ・キャットの見た目はヒョウかピューマのようである。エイリアン・ビッグ・キャットは、超能力のようなものがあり、姿を大気に溶け込ませたり、テレポートを行うことができるといわれている。

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2007年05月23日

雪男

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雪男(ゆきおとこ)は、降雪の多い地方にいると言われている獣人(未確認動物)の総称。 ヒマラヤ山脈のイエティ、ロッキー山脈のビッグフットなどを指すことが多い。日本国内では中国山地のヒバゴンも雪男とされる。
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それぞれの雪男の共通点として、人里離れた山奥に住む、全身毛むくじゃら、直立二足方向するという特徴が挙げられる。体色については、白、茶色、灰色など諸説あり、共通認識とはなっていない。

目撃証言はあるが、ヒグマやハイイログマ(グリズリー)等の見間違いも数多く含まれているとされている。それ以外の正体としては、毛皮を着た猟師や猿人やギガントピテクス(アジアに生息していた巨大類人猿の化石種)の生き残り、未発見の生物などが挙げられる。

ギリシア時代からの記録がありながら、19世紀末に実際にヨーロッパ人が目にするまで、ゴリラが架空の生物だと思われていたという事実も存在するので、雪男についても実在を強く信じる人間は少なからずいる。

雪男は、名前は男だが、性別は確認されていないので、オスかメスかは判明していない。雪男がメスであることも十分考えられる。(存在すれば、だが。)

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2007年05月22日

野人

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野人(やじん)とは、UMA(未確認動物)の一種。

雪男やビッグフットと同様に、人間に近い体格で二足歩行をし、なおかつ体表が毛に覆われているという外見的特徴を持つとされる。 このため、現存する猿人(ラマピテクスなど)あるいは原人ではないかという憶測がなされている。
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目撃報告は中国、特に湖北省神農架地区に多く見られている。 ただし、捕獲や射殺をしたという伝聞は残っているものの、実際に生物学的な検証が行われた例は知られていない。 中国科学院が神農架地区で過去に学術調査を行ったが、野人を発見することはできなかった。

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2007年05月21日

ヒバゴン

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ヒバゴンは、日本に生息すると言われている類人猿型の未確認動物のひとつ。1970年代に広島県比婆郡西城町油木・比婆郡比和町・庄原市(現在は全域が庄原市)の中国山地にある比婆山連峰において目撃された。
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ヒバゴンの名称は比婆山(ひばやま)からきている。

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2007年05月20日

ビッグフット

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ビッグフットビッグフット(bigfoot)は、アメリカ合衆国・カナダのロッキー山脈一帯で目撃されるUMA(未確認動物)。サスクワッチ、サスカッチ(Sasquatch)とも呼ばれる。 「サスクワッチ(サスカッチ)」とはネイティブ・アメリカンの言葉で「毛深い巨人」の意を持つ。
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身長2〜3m、体重200〜350kg。二足歩行をし、歩幅は1〜1.5m。 足跡は大きなもので約45cm。 筋骨隆々で、全身に褐色または灰色の毛が密生している。 顔には毛が生えておらず、鼻が低く目が落ち窪んでいる。 強烈な体臭を持つという。

ネイティブ・アメリカンの中には現在でもビッグフットを聖なる生き物としている部族も存在するという。

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2007年05月19日

オラン・ペンデク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オラン・ペンデク(Orang Pendek)は、未確認動物の一種。インドネシアのスマトラ島に棲息しているといわれ、極めて実在の可能性が高いといわれている。
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インドネシアのスマトラ島に生息しているといわれるオラン・ペンデクは、現地の言葉で「背の低い人」を意味しており、一番古い記録では13世紀の目撃記録が残されている。

1917年、以前からオラン・ペンデクに注目していた博物学者エドワルド・ヤコブソンが、オランダからインドネシアへ転居した。彼はオランダの科学雑誌に『オラン・ペンデク遭遇談』を寄稿した。 その記事の内容は彼がスマトラ島の山麓でオラン・ペンデクを調査した記録が残されている。地元のガイドが「オラン・ペンデクが後ろ足で地面を蹴り、逃げた」と言う目撃談からヤコブソンは「もし、それがオランウータンだとすれば木の枝を伝って逃げるので、オランウータンの誤認ではない」と判断した。 また、足跡も発見されており、形は幅広で長さも短いため人間やオランウータンのものではないとした。

1989年、オラン・ペンデクの目撃情報に兼ねてから興味を持っていたイギリスの自然保護派ジャーナリストデボラ・マーティルは、6月から1993年までスマトラ島のクリンチ山でオラン・ペンデクの調査を開始した。 調査開始当初は、地元民からの目撃情報を入手するだけだったが、その3ヵ月後、ようやくオラン・ペンデクらしき足跡を発見した。足跡は36mに渡って続いており、彼女は石膏で型を採取した。長さはおよそ20cmで、指は4本で並んでおり、親指は足の側面から直角に出ていた。 しかし、その後は空振りの連続でとうとう3年の月日が流れた。だが、1993年9月に遂にマーティル自身がオラン・ペンデクを目撃した。目撃後マーティルは「それはどのような図鑑にも載っていない、どこの動物園にもいない、未知の霊長類だった」と述べた。

2001年9月、イギリスの科学者である、アンドリュー・サンダーソン・キース・トウリー・アダム・デイビスの3人がマーティルの目撃談に興味を持ち、スマトラ島ガナン・トゥジュ湖周辺を調査し、オラン・ペンデクのものらしき足跡を発見した。それを石膏で採取し、長さは20cmで大人の手の平ほどのサイズだった。また、その模様はイギリスのBBCで放映された。

2003年6月、イギリスのリチャード・フリーマン(動物学者)・ジョン・ヘア(科学ライター)・クリス・クラークら3人がガナン・トゥジュ湖で調査を開始し、足跡を発見した。彼らは「二足歩行する生物に間違いない」と判断した。また、歯型(10cm程)がついたオラン・ペンデクの好物、パフール草の茎も見つかっている。 多くの草がちぎられていて、食い荒らしたあとがあり、これをオラン・ペンデクの仕業と判断した。


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2007年05月18日

イエティ

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イエティ (yeti) は、ヒマラヤ山脈に住むと言われている未確認動物。全身が毛に覆われ、直立歩行すると言われている。イエティはシェルパ族の言葉で、岩を意味する"Yah"と動物を意味する"Teh"が語源である。

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イエティのイラスト(想像図)現地では伝承としてその存在が伝えられていたが、1887年、イギリスのウォーデル大佐が足跡を発見したことで世界に知られるようになった。それ以来、足跡だけでなく実物を目撃したとの報告もあり、1954年にイギリスのデイリー・メール紙に組織されたのを皮切りとして、各国より何度となく探査隊が派遣されている。日本では1959年に東京大学医学部で小川鼎三教授を代表とする「日本雪男研究グループ」が結成され、毎日新聞社をスポンサーとして、6名の学術探検隊がエベレスト山麓に派遣された。

イエティの正体については未知の巨大類人猿(或いは新生代第三期の大型類人猿ギガントピテクス)説も出されたが、1960年に、探検家のエドモンド・ヒラリー卿ら18名参加の国際学術探査隊がエベレスト山麓を調査した結果、「イエティの足跡」はキツネ、ネパールのラマ教寺院に保存されている「イエティの頭皮」はカモシカの一種、「イエティの鳴き声」は雪ヒョウ、大きなイエティ「チュッテー」のものとされた毛や糞はヒグマ、中くらいのイエティ「ミッテー」の毛と糞についてはカモシカ、小さなイエティ「テルマー」の毛と糞はアカゲザルであると発表した。

最近では、ヒグマの姿をシェルパに見せたところ、彼らはヒグマを「イエティ」と認知したことが判明している。ブータンで「雪男」を指すとされた「メギュ」、チベットでの「テモ」もヒグマを指す名称だった。

そもそもイギリスのエベレスト登山隊がイエティを未確認動物にして資金を集めていた事実は、R・メスナーの著書『My Quest for the Yeti』に1930年代にドイツの探検家・動物学者E・シェーファーによって証されていたことが記載されている。また1959年日本の登山隊に地元住民がイエティの毛皮だとしてヒグマの毛皮を差し出したことも知られている。多くの登山家達が資金繰り(エベレスト登山の場合、現在登山料は団体割引を使っても最低一人10,000米ドル)に悩んだあげく、故意であるかは別にして地元でイエティと呼ばれていたヒグマを未確認生物に仕立て上げ、資金源にしていたのが現実だった。

登山家の根深誠も2003年にチベットで調査をおこない、イエティはヒグマであったと結論している。
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グロブスター

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グロブスター(Globster)は海岸に漂着する謎の肉塊である。ブロブ(blob)ともよばれる。
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グロブスターはグロテスク・ブロブ・モンスターの略である。オーストラリアやスコットランドなど、世界中の海岸に漂着している。異臭を放ち、時に体長は10メートルに達することがある。全身は毛のようなものにに被われており、突起などがある。一説には鯨の死骸の表皮などが剥離し、筋繊維が露出した(毛に酷似する)脂肪なのではないかと言われているが、調べられたことは無く真偽は不明である。

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2007年05月17日

モケーレ・ムベンベ

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モケーレ・ムベンベ (Mokele-mbembe) は、アフリカ大陸中央部のコンゴ共和国、カメルーン、ガボンなどの広大な熱帯雨林の湖沼地帯に生息しているのではないかと想像されているUMA(未確認生物)のこと。
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元々は現地人に古くから語り継がれてきた伝説上の怪物である。言い伝えや目撃談を総合すると、体の大きさはカバとゾウの間ぐらい、体長は5〜10mで、ヘビのように長い首と尾を持ち、4本脚で、直径30cm以上の丸い足跡には3本の爪跡があるとされる。

1980年代以降、数多くの探検隊が組織されてきたが、21世紀になっても未だ写真、映像、標本など、生息を確実に実証できる資料は皆無に等しく、その存在は謎に包まれている。知られている特徴を既知の動物に当てはめようとすると、恐竜の竜脚類などが候補に挙がるとして、恐竜の生き残りではないかとする説がある。このことから、コンゴ・ドラゴンとも呼ばれることもある。竜脚類は4足歩行をする首の長い恐竜のグループで、アパトサウルスなどが含まれる。一方、現地で普段見られないサイではないかとする説などもある。

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ミゴー

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ミゴー(Migo)は、未確認動物の一種。パプアニューギニアのニューブリテン島にあるダカタウア湖に棲息していると言われている。
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棲息地:パプアニューギニアのダカタウア湖
体長(推定):5−10m
外見:首には馬のようなたてがみがあり、亀の手足で、ワニそっくりの尾を持つ。カマスのような鋭い歯を持っているという。
性格は極めて獰猛である。
現地人からは「マッサライ」と呼ばれ、夕方もしくは、月の見える夜に目撃が多い。
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マニポゴ

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マニポゴ(Manipogo)は、未確認動物の一種。カナダにあるマニトバ湖に棲息しているといわれている。
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体長(推定):約10m
棲息地:カナダのマニトバ州にあるマニトバ湖
外見:ウナギやウミヘビのような細長い形。体を上下にくねらせて泳ぐ。形状では同じカナダに棲息しているオゴポゴに酷似。
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