2008年03月10日

ベンヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ベンヌ(Bennu)は、エジプト神話に伝わる不死鳥。 その名は「鮮やかに舞い上がり、そして光り輝く者」を意味する。「自ら生まれた者」、「立ち上がる者」、または「記念祭の主」、などの肩書きを持つという。

ベンヌは主に、長い嘴をした、黄金色に輝く青鷺だとされる。 他には爪長鶺鴒、 または、赤と金の羽がある鷲とも言う。 稀なケースでは、鷺の頭をした人間の姿とされる事もあった。 ベンヌはアトゥム、ラー、またはオシリスの魂であるとも考えられている。

ラーはこの世の始めに混沌の海からベンヌの姿で誕生し、ベンベン石(オベリスク)の上に舞い降りたという。 この世の最初に誕生した鳥である事から、ベンヌの鳴き声によりこの世の時間が開始されたともされる。

ホルス、及びギリシアのフェニックスのモデルとも言われる。

ラベル:ベンヌ
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posted by toot at 23:23| 伝説の生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする