2007年09月11日

ホムンクルス

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ホムンクルス(Homunculus)は、ヨーロッパの錬金術師が作り出す人工生命体、または、その生命体を作り出す作業のことである。
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製法は、フラスコに人間の精液と数種類のハーブと馬糞を入れて密閉し、馬糞が発酵する温度で保温する。四十日経過すると、フラスコの中に透明で人間の形をしたものが出現する。しかし、これにはまだ実体が無いため、さらに四十週の間、人の生き血を注入しながら馬の胎内と同等の温度で培養する。この間、毎日生き血を与えなければならない。フラスコの外に出したり、生き血を与えるのを止めると、その生命体はすぐに死んでしまう。使用するフラスコも、メリクリウスの器でなければならないという。こうして完成した生命体は人間の子供と同じ姿をしているが、体躯は人間のそれに比するとずっと小さい。ホムンクルスは、生まれながらにしてあらゆる知識を身に付けているという。

ヨーロッパルネサンス期の錬金術師パラケルススは、このホムンクルスの生成に成功したとされる。しかし、彼の死後、再び成功した者はいなかったという。

その後の18〜19世紀のドイツの文人ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテは、自身が生み出した戯曲『ファウスト』第二部第二幕の中でこのホムンクルスを題材に取り上げており、また、現代においても(特に日本で)、様々な漫画やコンピュータゲームでストーリーの題材にされている。キリスト教では、この技術は創造主である神・ヤハウェの領域に人間が足を踏み入れるものとして恐れられている。

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2007年09月09日

ボガート

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ケルト族の神話では、ボガート(Boggart)はいたずら好きだがときに人間を助けてくれる家に住む精霊である。別名ボーガン(Bogan)またはボーグル(Bogle)。
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小説『ハリー・ポッター』シリーズの中では、彼が襲おうとする人の最も恐れるものに姿をかえるシェイプシフターとして登場している。彼らはクローゼットの中やベッドの下や木の幹にあいた穴などの暗く閉ざされた場所にいることを好む。
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2007年09月07日

ボギー (妖精)

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ボギー(Bogies)は、イギリス各地に棲む悪戯好きの妖精の総称。 色々と人間にちょっかいを出し、時には酷い目に会わせたりする。

ホブゴブリンの一種で、ヘンリーの牛っこやスクライカーなども、このボギーの仲間と言われる。
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ボギーは幽霊の如き存在で、決まった形がないとされる。 人間の生活に興味を持っており、常に人間の後頭部に浮かんでいると言う。

ラベル:ボギー
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2007年09月06日

ブラウニー

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ブラウニー (Brownie) は、スコットランドや北部イングランドで伝承されている伝説上の妖精のひとつである。呼び名は地方によって全く異なるが、いずれもが民家に住み着いてその家を栄えさせるなど、日本の座敷童子に近い存在である。
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ブラウニーは主に住み着いた家で、家人のいない間に家事を済ませたり家畜の世話をするなど、人間の手助けをすると言われる。人間はその礼として、食べ物などを部屋の片隅にさりげなく供えて応えるため、民間信仰的な様式を備えている。一方で天の邪鬼な気質もあり、整理整頓された美しい家は、家人のいない間に散らかしてみたりと、悪戯小僧的なキャラクター性も伝えられている。

ブラウニーへの礼は決してあからさまに付与してはならず、あくまでもさりげなく部屋の片隅など隠すように置いておき、ブラウニーに自発的に発見させなければならない。もしあからさまに与えてしまうと怒って家を出て行ってしまうとも言われる。

また、ブラウニーが住み込み先の家で働く目的は衣類を手に入れることであり、ブラウニーに対する礼として衣類を与えてしまうと、働かなくなり家を去ってしまうと言われる。

年を経るとブラウニーはクリスマスのサンタクロース伝説と合体し、サンタの弟子がブラウニーであり、年長のブラウニーがサンタクロースとなるという伝承もある。

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2007年09月05日

ブッカブー

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ブッカブー(Bucca-boo)は、イギリスのコーンウォール地方に伝えられている妖精の一種。ゴブリンの仲間であるという。ブッカ(Bucca)とも。
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古くは海の実りを司る神といわれ、現地の漁師達はブッカブーに魚などを供えて豊漁を祈願したという。

ブッカブーには二種類あり、白いブッカブーが善、黒いブッカブーが悪であるとされる。

親が子供をしつける時に「悪い事をしているとブッカブーに食べられちゃうよ」という習慣もあるという。

ラベル:ブッカブー
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2007年09月04日

フォーン

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フォーンは、豊穣を司る精霊。牧神ファウヌスの親類にあたると言われている。パンあるいはサテュロスと混同されることもあるが、彼らよりもはるかに美しく気品のある存在だとされている。
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顔と胴体は美しい青年で耳と足は鹿に似ていて、足の毛は光沢があり手触りもすべすべしている。フルートの一種であるショームの達人で、ニンフ達を踊り手によく演奏会を開いている。その性質はとてもおとなしく、他者に危害を加えたりはしない平和主義者である。
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2007年09月03日

フェアリー

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フェアリー(英:fairyまたはfaery)は、主に妖精と訳される、西洋の神話や伝説に登場する気まぐれで、人間と神の中間的な存在の総称。日本語でのこびと、妖怪、竜(ドラゴンやワーム)、仙女、魔女にあたる。狭義ではイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、ノルマンディ地方などの神話・伝承の精霊や超常的な存在を指し、広義には他の国・地方・民族の同様の存在、たとえばゲルマン神話のエルフなどを含む。人間に好意的なもの、妻や夫として振る舞うもの、人にいたずらしたりだましたり、命を奪おうとするもの、障害として立ちはだかるもの、運命を告げるものなど、さまざまな伝承がある。
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コティングリー妖精事件の後は、絵画や文学に羽をもつ非常に小さな人型の姿で登場することが多い。フェアリーという言葉は「運命」を意味するラテン語に由来する。世界中のさまざまな神話や伝承に共通する面が見られるのと同じように、同様のフェアリーが類型としてさまざまな名前や姿形で異なる地方、民族の伝承にあらわれる。

フェアリーの起源にはさまざまなものが考えられ、被征服民族の民族的記憶、異教の神や土着の神が神格を剥奪されたもの、社会的に差別・追放された人々を説明するための表現、しつけのための脅しや芸術作品の中の創作、などが挙げられる。小さい姿に描かれたり、遠い場所に行ってしまうといった話は、意識の中で小さくなってしまった存在であるということを表している。

ケルト族の神話や伝説にはいろいろな種類の数多くのフェアリーが登場する。フェアリーはまた「小人(こびと)」とも言われていたが、ドワーフ、レプラコーン、ゴブリン、メネフネなどの他の神話の生き物も同じように「小人(こびと)」と言われている。アイルランドではシー(Sidhe)、スコットランドではディナ・シー(Daoine Sith)として知られている。

フェアリーの身長については諸説あって定まっていない。昔から伝わるフェアリーは人間と同じかもしくは人間より背が高いとされている。ブリトン族の人々は、フェアリーは冷たい鉄が苦手であると信じていた。歴史家や神話の研究者は、この迷信の存在から、ケルト族がやってくる前にグレートブリテン島に住んでいた人々の民間伝承がフェアリーの起源であると推測している。これらの人々の武器は石で作ったものだけであり、鉄の武器をもつケルト族の方が優れていた。

人の姿を取らないフェアリーも少なくない。旅人を惑わすウィル・オ・ウィスプは日本でいう鬼火、人魂である。ドラゴンやワームは克服が困難な障害や敵の象徴として物語に登場し、主人公がその弱点を策や特別な武具をもって攻め倒すというモチーフが繰り返し語られる。これは日本の八岐大蛇の伝承や、インドの神話でのヴリトラ(障害)と同様である。家畜や身近な動物の姿のフェアリーも多い。猫は妖精的な生き物とされ、魔女の使い魔、魔女の集会に集まると考えられたり、そのものが妖精ケット・シーKait Sithとされる。犬も A. C. ドイルの「バスカヴィル家の犬」や J. K. ローリングの「ハリー・ポッター」シリーズに見られるように、墓守あるいは死に結びつけられる黒妖犬として登場する。これはギリシャ神話のケルベロスの影響もあるだろう。馬の激しい気性は、御しがたい川の激流に結びつけられ川馬ケルピーや人を乗せて死ぬまで走る夜の白馬などとして登場する

今日は、フェアリーは人間に好意的で優しい性格の生物とされることも多いが、歴史的には必ずしもそうではない。例えばフェアリーが人間の子供をさらって代わりに彼らの子供を置いていくという「取り替え子」(チェンジリング)の迷信は中世では広く伝わっていた。このモチーフは吟遊詩人のトーマス・ライマーやタム・リンの歌の中に現れている。

ラベル:フェアリー
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2007年09月02日

ファハン

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ファハン (Fachan) は、スコットランドの高地地方に伝わる妖精。別名ジイリッハ (Direach)。
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目と腕と足が一個づつしかなく、一本腕が胸の前から出ている。 禿げた頭部に長い顎鬚で、鹿の腰巻を身につけた姿をしている。

ゴブリンの仲間で、小人のように小さな魔物とされる事がある。 また、フォモール族の子孫で、巨人のように大きな姿をしているともされる。
ラベル:ファハン
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2007年08月31日

ピクシー

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ピクシー(Pixie ピグシー、ピスキーとも)は、イングランドに伝わる森の妖精。その外見は地域によって異なる。
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洗礼を受けずに死んだ子供の魂が化身した存在だといわれており、直接人目につく場所には出て来ないが、人間と様々な点で共生関係にある存在。自身に恵みを与えた者には正しく報いるという。基本的には人間に悪戯をするのが好き。

ピクシーの語源は、悪戯好きな妖精のパックに愛称語尾syがついたパクシー。

ラベル:ピクシー
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2007年08月30日

バンシー

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バンシー (banshee 、bean sidhe ) は、アイルランド地方およびスコットランド地方に伝わる女の妖精であり、家人の死を予告すると言われている。
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バンシーの泣き声が聞こえた家では近いうちに死者が出るとされるが、どの家にでも現れるというわけではなく、純粋なケルトやゲール系の家族のもとにしか来ないともいわれる。複数のバンシーが泣いた場合は、死者は勇敢な人物か聖なる人物であった証とされる。 アイルランドやスコットランドの旧家には、その家固有のバンシーがいて、たとえ故郷を遠く離れて暮らしている者にも、故郷にいる家族の死を伝える。

アイルランド地方に伝わる一説では、バンシーは長い黒髪で緑色の服に灰色のマントを着た女性の姿をしているとされるが、泣き声が聞こえる時は、その姿は見えないという。 その泣き声は、ありとあらゆる叫び声(人間以外も含める)を合わせたような凄まじいもので、どんなに熟睡している者でも飛び起きるほどである。 また、バンシーの目はこれから死ぬ者のために泣くので燃えるような赤色をしているという。

バンシーとは、ケルト語の「フェアリーの女('ban'は女、'shee'は妖精)」という意味の言葉からきており、ベン・シー、ベン・ニーア等々の別名がある。

ラベル:バンシー
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2007年08月29日

パン (ギリシア神話)

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パン(パーン、ギリシア語 Παν, 属格 Πανος)は、ギリシア神話の神の一種である。アイギパン (Αιγιπαν 「山羊のパン」) とも呼ばれ、ローマ神話におけるファウヌス(Faunus)と同一視される。日本語では牧羊神、半獣神、牧神とも呼ばれる。
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パンは羊飼いと羊の群れを監視する神で、サテュロスと同じく四足獣のような臀部と脚部、山羊のような角をもつ(→獣人)。何者がパンの親かは無数の伝承があり、どれが正しい、というものは存在しない。父親はゼウスともヘルメスともいわれる。母親はニンフであるといわれている。実際には古形「パオン(Παων)」(「牧夫」の意、現代英語のpastureと同じ接頭辞)から名付けられたものだが、ギリシャ語の「パン」(「全ての」の意)としばしば誤って同一視された結果、パンの神は性格と名前が誘惑的なものと思われるようになった。さまざまな点でプロトゴヌスやファネス(エロス)(Protogonus/Phanes) と同じものと考えられる。また「全て」という意味からアレクサンドレイアの神話学者、そしてストア派の哲学者たちによって「宇宙全ての神」であると解釈されるようにもなった。

尚、以前の記事では次の記述があった↓
パンがテュポーンに襲われた際に上半身が山羊、下半身が魚の姿になって逃げたエピソードは有名であるが、この姿は低きは海底から高きは山の頂上まで(山羊は高山動物であるため)世界のあらゆるところに到達できるとされ、「全て」を意味する接頭語Pan(汎)の語源となったともいわれている。
恐らく、言語上の誤解はホメロス風諸神賛歌のなかの『パン賛歌』(第19番)から始まったのだろう。『賛歌』によれば、パンはドリュオプスの娘(「娘」の部分をニンフと解する説もある)とヘルメスの間に生まれたが、山羊の脚、頭に二本の角を生やすという奇妙な姿をしていたため、母親は幼いパンを置き去りにして逃げた。ヘルメスはパンを野兎の皮でくるんで神々のもとへ運ぶと神々はみな喜んだ。しかし、なかでも特に喜んだのはディオニュソスだった。そして「全ての神々を喜ばす」として、そこから名前を得たのだという。

パンには、少なくとも原インド・ヨーロッパ語族時代においてはもう一つの名前があり、ローマ神話でのファウヌス(下記)であると考えられる。あるいは印欧比較神話学的な観点からはインドの牧羊神プーシャン(Pūṣán)と語源が共通しているという説もある。どちらにしても、パンの血統をめぐる説がいくつもあることから、太古の神話的時代に遡る神であるに違いない。パンがアルテミスに猟犬を与え、アポロンに予言の秘密を教えたというのが本当なら、他の自然の精霊と同じく、パンはオリュンポス十二神よりも古いものにみえる。

パンはもともとアルカディアの神であって、パンの主な崇拝者もアルカディア人だった。アルカディアはギリシア人の居住地であったが、この地のギリシア人はポリスを形成せず、より古い時代の村落共同体的な牧民の生活を送っていたので、オリュンポスの神域がパンのパトロンになった時、ポリス生活を送る先進地帯のギリシア人は彼らのことを蔑視していた。アルカディアの猟師たちは狩りに失敗した時、パンの像をむち打ったものである
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2007年08月28日

ハッグ

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ハッグ(Hag)は、イギリスの伝承に登場する怪しい老婆達の総称。 ハッグとは「鬼婆」を意味し、意地の悪い老婆の姿で表される。 その性質は魔女に近く、眠っている者に悪夢を見せることが出来るとされる。 また、人を食べる者もいるという。
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ヘンゼルとグレーテルの物語に登場した老婆もこのハッグであるとされる。
ラベル:ハッグ
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2007年08月27日

バグベア

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バグベア (Bugbear) は、ウェールズ地方に伝わる妖精。バガブー (Bugaboo)、ボグルボー (Bogglebo) とも。
【PR】ミラクルな資格
ゴブリンの一種で、全身毛むくじゃらの人の姿をしているという。

親の言う事を聞かない悪い子を見つけると食べてしまうとされ、よく子供のしつけのために利用される。母親達は言う事を聞かない子に「あんたみたいな悪い子はバグベアに食べられてしまうよ」と脅かすという。

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2007年08月26日

ハーピー

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ハーピー(harpy、ハルピュイアとも)はギリシャ神話に登場する女面鳥身の伝説の生物。その名は「掠める女」を意味し、顔から胸までが人間の女性で翼と下半身が鳥と描写されることもある。
【PR】資格の情報
ガイアとポントスの子タウマスとオケアノスの娘エレクトラの子。虹の女神イーリスの姉妹。

イアソンによる『アルゴー号の探索』に登場し、罪を犯したピネウス王を苦しめるエピソードが有名。

ダンテの叙事詩『神曲』地獄篇の中では、地獄第七圏第二の環・「自殺者の森」において、自ら命を絶った者が変容した樹木を啄ばむ怪鳥として描写されている。

話によっては、アエロー(Aello 疾風)、オキュペテー(Okyupete 速く飛ぶ者)、ケライノー(Kelaino 黒い雲)の三姉妹が存在するとされる。また、さらにポダルゲ(Podarge 足の速い者)を入れた四姉妹とする場合もある。

ラベル:ハーピー
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2007年08月25日

ノッカー

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ノッカー (Knocker) は、コーンウォール地方の鉱山に棲むとされる妖精の一種。
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鉱夫達が穴を掘っている時、「コンコン」と岩肌を叩く音をたて、鉱夫達に良質の鉱脈を知らせるという。 そのため「ノッカー(叩く者)」と呼ばれている。

時々、その姿を見せる時もあるが、ノッカーは私生活を覗かれるを嫌っているので、見られると鉱山から出て行ってしまう。 そうなると途端に鉱山が枯れてしまうので、その姿を覗いてはならないとされる。

ラベル:ノッカー
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2007年08月24日

ニンフ

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ニンフ (ニュムペー Νύμφη) は、ギリシア神話などに登場する精霊あるいは下級女神。山や川、森や谷に宿り、これらを守っている。
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なお、ギリシャ語の普通名詞としては、「花嫁」「新婦」を意味する。ニンフ (nymph)は英語形。

一般に、歌と踊りを好む、若くて美しい女性の姿をしている。 オリュムポスの神々のような完全な不老不死ではなく、ただ非常に長命であるとされる。また、樹木のニンフなどは、守護している樹木が枯れると自身も共に死ぬという。

庭園や牧場に花を咲かせ、家畜を見張り、狩りの獲物を提供し、守護する泉の水を飲む者に予言の力を授けたり、病を治すなど、恩寵を与える者として崇拝の対象となり、ニンフのいるとされる泉などには、しばしば供物が捧げられた。

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2007年08月23日

ドワーフ

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ドワーフ(dwarf)は、人間よりも少し小さい伝説上の種族。神話・童話・ファンタジー小説やロールプレイングゲームに登場することが多い。大抵は背は低いが屈強で長い髭をたくわえているとされる。
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ドワーフ小人あるいは単に小人、矮人などと訳されることもある。

北欧神話のドワーフ
北欧神話には闇の妖精ドヴェルグ(Dvergr)がいる。太古の巨人ユミル(Ymir)の死体(=大地)から生じた。生まれた当時はうじ虫だったが、神々の決定により人に似た姿と知性を与えられる。その後も地中を好み、岩穴で暮らす。彼らは信仰の対象ではなく、しばしば神々と対立する立場で登場するが、対価に応じて神々の象徴となる魔力のある武器や宝の制作をする優れた匠としても描かれる。
現在残されている資料では地に住まう闇のエルフ、デックアールヴ(døkkálfar)と共通する部分も見られ、古エッダの「巫女の予言(Völuspá)」には名前の接尾に"-álfar"をもつドヴェルグも登場する。

ラベル:ドワーフ
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2007年08月22日

トロール

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トロールまたはトロル(troll)とは、北欧の国、特にノルウェーの伝承に登場する妖精の一種である。どのような存在であるかについては様々な描写があり、一定しない。ただし、鼻や耳が大きく醜いものとして描かれることが多い。
【PR】真昼の雑学
ノルウェーの人の中では、現在でもこのトロールを信じている人が多い。日常生活でふっと物が無くなった際には「トロールのいたずら」と言われる。

また、ほとんどの御土産物屋にトロールの人形が販売されており高い人気をはくしている。陶器製、マグネット製、紙製、キーホルダー製など実に様々なものがあり、トロールの姿も男性、女性、子供、老人、中にはバイキング姿、サッカー姿、サーファー姿、スキーヤー姿など実に様々なものがあり、中にはアンティークコレクションとして評価の高いものも数多く存在する。

ラベル:トロール
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2007年08月21日

ドライアド

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ドライアド(Dryad)はギリシア神話やヒンドゥー教に登場する、木の近くや木の中に住む木の精霊(ニンフ)である。
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その起源はインド・ヨーロッパ語族やケルト族のドルイド文化の中ではオークの木と密接に関係している。ギリシア人は彼らより昔の人々はオークの木の実を食べていたと想像した。女性をかたどった神殿の柱は、そのような建築に使われる前はその実を食べていたさまざまな木々と関係している。またトネリコの木の精霊はメリアイと呼ばれた。メリアイの姉妹はクレタ島にあるレアの洞窟で幼いころのゼウスの世話をしていた。ウラノスの男根が漂着したことで子を多く産む力を授かったレア自身もメリアイを産んでいる。

木の中に住んでいるとすればダナオスの妻の一人アトランティアのようなハマドライアドという精霊と関係している。ドライアドも他の精霊と同じように超自然的なほど長生きであるが、もし彼らの寄る木が死んでしまうとそれに大きな影響を受ける。このためドライアドやギリシャの神々は木の精霊に敬意を払うことなく木を傷つける人間をこらしめるのである。

ドライアドは普段は人前に姿を現すことは滅多にないが、美しい男性(少年という説も)に対しては姿を現し、相手を誘惑して木の中に引きずり込んでしまうことがあるという。そこで一日を過ごしただけで、外では何十年、何百年もの時が経過している場合がある。

ラベル:ドライアド
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2007年08月20日

ドモヴォーイ

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ドモヴォーイ(домовой, domovoj)は、ロシアの家の精。だいたい、暖炉の下や地下室、または玄関に住まう優しい気質の精霊で、新しい家にドモヴォーイを招くには暖炉の下にパンを一切れ置くとよい。また、ドモヴォーイにはドモビーハという妻がいるとされている。
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ドモビーハがしゃべることはないが、ドモヴォーイはおしゃべりな精霊で、彼が優しくつぶやいている声が聞こえてくるときは平穏に暮らせる証であるが、すすり泣いたり大きな声でうなっていると、それは家族に不幸が起こる兆しになる。

人間がドモヴォーイの姿を見ることはとても稀なことであるが、それは同時にとても不幸なことである。もし、彼の姿を見たのなら、その家族は新しい家を求めて引っ越した方がよい。

ラベル:ドモヴォーイ
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