2007年07月31日

アガシオン

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アガシオン(Agathion)は、魔法のランプから現れる精霊ジンのように、壷や護符、指輪の中に封じ込める事の出来る使い魔の総称。
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魔術師や魔女が必要な時にだけ呼び出せるとされ、役目を終えた後は再び姿を隠す。人を呪い殺すことから家事にいたるまで、何でも命令する事が出来る便利な存在。精霊などと同類で、実体がなく、実体のある動物などの使い魔とは区別されている。現れるときの姿は様々で、小動物の姿をした者もいれば、魔物の姿で現れる者もいる。

起源はヨーロッパからアラビアまで遡る。

ラベル:アガシオン
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2007年07月30日

アルプ

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アルプ(Alp, Alb)は、北欧神話の妖精の国アールヴヘイムに住む光の妖精と同起源のゲルマン神話の精霊だったが、キリスト教の布教とともに堕とされ、闇に住む悪魔とされるようになったもので、ドイツに伝わる夢魔の一種。
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吸血鬼的な性格があるといわれ、猫や鳥などの様々な動物の姿になって現れる。主に女性の夢の中に入って精気を吸う事から、アルプは男性ではないかという説がある。

自分の姿を透明にする事が出来る帽子を被っているが、これがないと透明になれないとされる。

ラベル:アルプ
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2007年07月29日

ヘカトンケイル

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ヘカトンケイル(‘Εκατόγχειρ, Hecatoncheir, Hekatoncheir)は、ギリシア神話に登場する3人の巨人。五十頭百手の巨人の姿をしている。
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ヘカトンケイルという名は単数形で、複数形は ヘカトンケイレス(‘Εκατόγχειρες, Hecatonchires, Hekatonchires)という。その名は百の手を意味する。ラテン語では訳され、 Centimani とも言う。

神統記によれば、ウラノスとガイアの息子のコットス、ブリアレオス(別名アイガイオン)、ギュゲス(またはギュエス)の三兄弟である。

あまりの醜さにウラノスがタルタロスに封じ込めたが、ティタノマキアの際、ガイアの勧めによりゼウスはこの三人を助け出した。
そのため、ヘカトンケイルたちは、ティタンと戦い、膠着状態に陥っていた戦況を変えてゼウス側を勝利に導いた。 その後はタルタロスに幽閉されたティタンの監視に就き、地上から姿を消す。

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2007年07月28日

クリストフォロス

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クリストフォロスのイコンクリストフォロスまたはクリストフォルス(Christophoros, ギリシア語でキリストを背負うものの意)は、エチオピア正教の聖典『ガドラ・ハワヤルト』に登場するキリスト教の伝説的な聖人。渡し守と旅人の守護聖人とされる。多く犬頭人身で描かれる。十四救難聖人のひとり。
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伝承によれば、もともとは恐れを知らぬ主に仕えることを望んでいた巨人で、カナンの王に仕えたが、王が悪魔を恐れていると知ると悪魔に仕え、悪魔が十字架を恐れていることを知ると、キリスト教に改宗した。キリスト教に改宗後は人に奉仕することを誓い、橋も渡し守もいない危険な川で旅人を向こう岸に渡すようになる。彼は旅人がやって来ると、その大きな肩に旅人と荷物をひょいと担ぎ荒れ狂う川を難なく渡した。あるとき、童子がやってきてクリストフォロスがいつものように肩にかついで渡すと、童子はどんどんと重くなり、耐え難いほどになった。ようやく川を渡って肩から童子を下ろした後、クリストフォロスは童子になぜそれほど重いのか問うた。すると童子は「その重さはわたしが背負っている人類の罪の重さである」と答えた。童子は姿をかえたキリストだったのである。童子は、彼に以後クリストフォロス(キリストを運ぶ者)と名のるよういいおいて、天へ去った。

伝承によるとクリストフォロスはのちに殉教したという。

聖クリストフォロスの記憶日は7月25日とされた。中世ではこの日は旅を計画する人にとって最も縁起の良い日と考えられた。

カトリック教会では、20世紀に入り、史実性のない聖人として聖人暦から外された。
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フォモール族

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フォモール族(Fomoire フォウォレ)は、アイルランド神話に伝わる巨人族。
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山羊や馬、牛などの頭を持った獣面の蛮族として描かれる事が多い。インデッハや邪眼のバロールといった王に率いられた。 太古からアイルランドに棲みていており、西方から訪れた種族の侵入を再三にわたって阻んだ。

最初に侵入してきたパーソロン族は彼らと何度か戦闘を重ねたが最後はフォモール族によってペストに感染させられ全滅した。次に侵略してきたネメド族はフォモール族に敗れ、彼らに隷属を強いられ年貢として牛と子供を納めなければならなくなった。

フォモール族の支配に最初に成功したのはフィル・ボルグ族であるが、彼らはフォモール族とは平和的に共存していた。最後の侵入者であるトゥアハ・デ・ダナーン神族はフィル・ボルグ族よりも巧妙にフォモール族を懐柔し、フォモール族の隙を付いて彼らをアイルランドから駆逐した。その後生き延びた者は妖精としてひっそりと暮らしているといわれている。

ラベル:フォモール族
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2007年07月26日

ムスッペル

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ムスッペル(Muspell ムスペル)は、北欧神話に登場するおそらくは巨人の一族。
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『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』では、彼らは南方にあるとされる火の国ムスペルヘイムに住むといわれる巨人族だと考えられる。そのためか、しばしば「炎の巨人」だとされている。

対して『古エッダ』の『巫女の予言』では、ムスッペルはおそらくはナグルファルに乗って「東」の方から現れるとされている。その船の舵はロキがとっている。 また、ムスペルヘイムがムスッペルの住む場所だとはっきり明示しているわけではない。

しかし同じ『古エッダ』の『ロキの口論』では、ムスッペルがムスペルヘイムの方角つまり「南」にある暗い森をくぐってやって来るとされ、またスルト同様にフレイと戦うとされている。

この来襲してくる方角の違い、そしてムスッペルの正体自体がよくわからないことから、現在でもさまざまな見解が出されている。

ムスッペルたちは、人間の世界とはあまり縁がなく、北欧神話にはほとんど登場していない。だが、ラグナロクの時には人間界に攻め込む。自分たちの燃え上がる体で世界を焼き尽くしてしまうといわれている。『ギュルヴィたぶらかし』51章には、前後を炎に包まれたスルトを先頭にした「ムスッペルの子」が馬を駆って虹の橋ビフレストを渡り、そのため橋が崩壊してしまう様子が描写されている。

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2007年07月25日

ゴグマゴグ

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ゴグマゴグ(Gogmagog)は、イギリスがまだアルビオンと呼ばれていた頃の、 太古のブリテン島に住んでいたと言われる巨人。 その名は「敵対者」を意味し、ゴーモト(Goemot)とも呼ばれる。
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ジェフリー・オブ・マンモス著の「ブリテン列王史」では、 コーンウォール山の洞窟に棲む巨人達のリーダーとして登場する。 ブルートゥス軍がブリテン島に上陸した時、 ゴグマゴグ達は全力で抵抗したが、 最終的にゴグマゴグ一人だけになり、 ブルートゥス軍の副将軍コリネウスとの一騎打ちに敗れる。


別の説では、ゴグとマゴグの兄弟ともされる。

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2007年07月24日

グレンデル

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グレンデル(Grendel)は、北欧の叙事詩『ベオウルフ』に登場する巨人の怪物(ドラゴンもしくは水妖とも)。
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恐ろしい姿をしており、性格も残忍で、荒野・沼地・砦の周りなどをうろついているとされる。湖か沼地の中に住んでいるという。

物語では、フロースガール王がヘオロット宮殿を建て、その祝宴を連夜開いていた。しかし、ヘオロット宮殿に建てられていた所の近くに、グレンデルの住処があったのである。祝宴の騒ぎに恨みを抱いたグレンデルは毎晩フロースガール城に忍び込み、城の人間を一人ずつ食い殺していった。フロースガール王は恐怖を感じるも、何も出来ないまま12年が過ぎた。その噂を聞きつけたベオウルフが、グレンデルを退治するためにフロースガール王の元に訪れ、ヘオロットの館の警護にあたった。その深夜、やってきたグレンデルは警護にあたっていた兵士達を殺害し、ベオウルフに奇襲をかける。突然の出来事に武器を用意してなかったベオウルフは素手でグレンデルに挑み、逆にグレンデルの片腕をもぎとった。これに慌てたグレンデルは逃走し、自分の母にこの事を報告した。これに怒ったグレンデルの母はベオウルフに復讐しに行く。しかし、グレンデル以上に恐ろしい彼の母は、逆にベオウルフに返り討ちにあい、住処で追い詰められたグレンデル自身も首を刎ねられる事になる。

なお、ベオウルフとグレンデルの戦いは、『ベオウルフ』の物語の内の前半にあたる。

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2007年07月23日

キュクロプス

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キュクロプス(オディロン・ルドン、1914年、オッテルロー、クレラー=ミュラー美術館)キュクロプス(キュクロープス、Κύκλωψ)は、ギリシア神話に登場する卓越した鍛冶技術を持つ巨人・下級神、あるいはそれらを下敷きにした伝説の生物である。
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キュクロプスとは「丸い目」の意味で、額の真ん中に丸い目が一つだけ付いている事に由来し、英語読みサイクロプス(Cyclops)でも知られる。
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2007年07月22日

ギガス

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ギガス (ギガース、Γίγας、英:ジャイガント(gigant))とは、ギリシア神話に登場する巨人族。その英語形ジャイアント(Giant)、ジャイアンツ(Giants)でも知られる。
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ギガスは単数形で、複数形はギガンテス(Γίγαντες、英:ジャイガンテス(gigantes)、ジャイガンティス(gigantis))である。

神統記によれば、ウラノスがクロノスに男性器を切り落とされた時、そこから滴り落ちた血でガイアがみごもって生まれた種族とされる。

彼らは、樫の木などを武器にして、ゼウスらオリンポスの神々に戦いを挑んだが、ヘラクレスを味方につけた神々によって倒されたという。この戦いは「ギガントマキア」と呼ばれる。

ギガスは、古くは人間のような姿に描かれたが、のちには上半身が人間、下半身が蛇の姿をした怪物として描かれた。

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2007年07月21日

カクス

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カクス(Cacus)は、ローマ神話に登場する巨人の怪物。火神ウルカヌスの息子であり、3つの頭を持ち、炎を吐く。
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ローマ始原の王エウアンドロスの治世、アウェンティヌスの丘の洞穴に住み、付近に住む人々に暴虐を振るった。

しかしヘラクレスがゲリュオンの牛の群を連れてギリシアに帰る途中この地を訪れ、牛を盗まれたためカクスを倒した。エウアンドロスは感謝して、ヘラクレスを祭る祭壇を設けたという。
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2007年07月20日

オーガ

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ギュスターヴ・ドレ画オーガ (ogre) とは、伝承や神話に登場する人型の怪物の種族である。女性はオーガスと呼ばれる。
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北ヨーロッパでは凶暴で残忍な性格であり、人の生肉を食べるとされる。また引っ込み思案であり臆病でもある。知性や賢さといったものはほとんどなく、人間が彼らを倒すことは難しくない。また、自由にその姿を動物や物に変えることができると言われている。住処は大きな宮殿や城、または地下である。

絵画などでは豊かな髪の毛とぼうぼうのあごひげをはやした大きな頭とふくらんだ腹と強靭な肉体をもつ者として描かれている。

児童文学にはオーガに誘拐されたお姫様を救出する勇敢な騎士の話がたくさんある。また、ファンタジーゲームや映画の中にもよく登場する。

スカンジナビア半島の国々ではオーガはトロールと関連付けられている。彼らは山の中に建てられた城の主人であり、莫大な財宝をもっていると考えられている。

元々はいわゆる「人食い鬼」のことで明確な名前があったわけではなかったが、オーガ(オグル)という名前がシャルル・ペローの小説『長靴をはいた猫』で初めて与えられた。

日本では「鬼」と訳されることが多い。

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2007年07月19日

アルビオン

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ドーヴァーの白い断崖アルビオン(Albion)は、グレートブリテン、またはイングランドの古名、雅名。ラテン語で「白い国」(羅 Albus)を意味する。その由来は、ドーヴァー海峡の断崖の白さを示す。転じてイギリス人を指すことも多い。このイギリス人を非難するために、「不実なアルビオン」と言う言葉も生まれた。
【PR】雑学DX
ギリシャ神話では、海神ポセイドンと正妻アンピトリテの間に生まれた巨人とされ、英雄ヘラクレスが西に向かう際に、道を塞ごうとしたアルビオンを倒したと言われる。

イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの叙事詩「ミルトン」では、アルビオン(世界)が誕生する前の宇宙には世界の卵と、それを中心に混ざり合う四つの宇宙があり、それぞれを北の宇宙「アーソナ(Urthona)」、南の宇宙「ユリゼン(Urizen)」、東の宇宙「ルヴァ(Luvah)」、西の宇宙「サーマス(Thermas)」とした。

その他にもアルビオンは、白亜やアルビノの語源とされている。

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アルゴス

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アルゴス(’Άργος, Argus, Argos)は、ギリシア神話に登場する魔神。

全身に百の目を持ち、しかもそれらの目は交代で眠る為に、彼自身は常に目覚めている(別の伝承では、背中に第三の目があるとも、後頭部に二つ目があるとも言われる)。つまり、アルゴスには時間的にも空間的にも死角が無い。
【PR】つまんない雑学
神々の命を受け、アルカディアで雄牛の怪物を、ペレポロネソスでエキドナを退治する等の軍功を上げる。

特にヘラの忠臣であったが、雌牛に変えられたイオの監視をしていた時に、ゼウスの密命を受けてイオを取り戻しに来たヘルメスに暗殺される。この際、ヘルメスは葦笛の音を聞かせてアルゴスの目を全て眠らせ、その隙に剣で首を刎ねたともいう。

ヘラはアルゴスの死を悼み、その目をとって自分の飼い鳥の尾羽根に飾った。それ以来、この鳥・クジャクは、尾羽根に百の目を持つという。 クジャクの話はもう一つ説があり、それによれば、ゼウスがヘラの機嫌を直させるために送った鳥がクジャクだという。 どちらにしてもクジャクの尾羽根にある百の目はアルゴスの目であるという説がある。
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2007年07月17日

マンティコア

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マンティコアマンティコア(Manticore)は、伝説の生物。主な生息地はアジア、森林に住むとされる。
【PR】メモ日記
その姿は赤い毛皮、コウモリのような皮膜の翼、サソリのような毒針が無数(24本と数がはっきりしているものや、太い1本というものもある)に生えた節のある長い尾、そして3列に並ぶ鋭い牙を持つ人面のライオンの形態をした怪物である。際限ない食欲の持ち主で、その食欲は一国の軍隊を食い尽くすほどだと言われている。

マンティコアは英語読みで、ギリシャ語形ではマンティコーラース (Μαντιχώρας)という。これは、ペルシア語で「人を食らう生き物」を意味するmartiya khwarの誤読に由来する。 古くはアジア各地に生息するベンガルトラの異称であったが、人を喰らうトラの恐ろしげなイメージが一人歩きして異形の怪物と考えられる様になった。

マンティコアは古くから知られており、紀元前5〜4世紀頃の医師で歴史家のクテシアスが記した『インド誌』や、古代ギリシアの哲学者アリストテレスの『動物誌』、大プリニウスの『博物誌』(博物誌では、エチオピアに生息している怪物として紹介されている)などに紹介されて西洋世界に知られるようになった。近年では、 小説『ハリー・ポッター』に制御不能の強力な魔法生物として登場する。(原作中の文献内容)

イギリスのロックグループ『エマーソン・レイク・アンド・パーマー』は、セカンドアルバム『タルカス』の中にこのマンティコアを登場させており、後に自らが興したレコードレーベルの名前にもなっている。

ラベル:マンティコア
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2007年07月16日

ヒッポグリフ

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ヒッポグリフヒッポグリフ(hippogriff)は、グリフォンと雌馬の間に生まれた伝説の生物。ヒポグリフ、ヒポグリフォ(hipogrifo)とも。ヒッポ(hippo)は「馬」の意。
【PR】資格ジェネレーション
身体の前半身が鷲、後半身が馬。非常に誇り高いとされる。グリフォンの習性を受け継いでいる部分があり、その翼で大空を駆けたり、馬肉や人肉を好んで食べるとされる。また、グリフォンよりも気性が荒くないため、乗馬として用いることも可能である。

グリフォンが馬を好んで食べるということから、ありえないもの(天敵と被食者のハーフ)の代名詞だったものが、そのまま想像上の生物の名前になってしまったという説もある。

16世紀の叙事詩『狂えるオルランド』に初めて登場し、また最近の作品では『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』に登場している。
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2007年07月15日

ヒッポカンポス

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ウィリアム・アドルフ・ブグローの描いたヒッポカンポスヒッポカンポス(Hippocamp) は、ギリシア神話に登場する半馬半魚の海馬である。別名ヒュドリッポス、英語でヒッポカンプ、シーホース。
【PR】ワールドワイドブログ
ヒッポカンポスの前半分は馬の姿であるが、鬣が数本に割れて鰭状になり、また前脚に水掻きがついている。胴体の後半分が魚の尾になっている。ノルウェーとイギリスの間の海に棲んでいて、ギリシア神話に登場する。ポセイドンの乗る戦車を牽くことでも有名。その姿はワイト島とニューカッスル・アポン・タインの紋章の両側に見られる。

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2007年07月14日

キャスティング

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キャスティング (英:casting) とは、竿やリールを使って、ポイントに重りや毛ばりをより正確に投げたり、より遠くに飛ばすことを目的にしたスポーツ競技。世界選手権は、1957年から始まった。
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ワールドゲームズでは、第1回大会から実施されている。 日本ではマイナーながら世界に通用するトップクラスの選手も多々存在する。

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2007年07月13日

スレイプニル

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この項目では北欧神話に登場する神獣について記述しています。ウェブブラウザについてはSleipnir (ウェブブラウザ)をご覧ください。
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スレイプニルにまたがるオーディンスレイプニル(スレイプニール, スレイプニィール, Sleipnir)は、北欧神話に登場する八本足の馬の姿をした神獣。ギリシャ神話に出てきたケンタウロスのような半人半馬の姿をしていたとも言われている。

雌馬に化けたロキとスヴァルディルファリの子供で、オーディンに献上された後は彼の愛馬になる。8本の足を持ち、とても速く走ることができ、空を飛ぶことが出来たという。その名は「滑らかに動く」を意味し、英語 slip に関係がある。 伝承では、オーディンが人間の英雄シグルドに名馬グラニを与えているが、これはスレイプニルの子孫と言われている。

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2007年07月12日

スフィンクス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ギザの大スフィンクス。多くの部分が削れてしまっている。あごなどは大英博物館に保存されている。スフィンクス (Sphinx) は、エジプト神話やギリシア神話、メソポタミア神話などに登場する、ライオンの身体と人間の顔を持った神聖な存在あるいは怪物。漢字で「獅子女」と書く。
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古典ギリシア語ではスピンクス(Σφίγξ, Sphinx, 「絞め殺す者」の意)といい、スフィンクスとはこの英語読みである。古代エジプトにおける本来の名は不明だが、ギリシア語名は古典エジプト語シェセプ・アンク(「生きる像」「魂の像」の意)に由来するのではないかとする説がある。

現代アラビア語ではアブ・ル・ハウル(أبو الهول, Abu al-Haul, 発音はAbul-Haul, 「畏怖の父」の意)といい、アラビア語エジプト方言ではアブル・ホール (Abul-Hool) という発音になる。

本来はエジプト神話の生物であるが、非常に古くからギリシア神話にも取り入れられていた。エジプトのスフィンクスは王家のシンボルで、ギザのピラミッドにある、いわゆるギザの大スフィンクスは王の偉大さを現す神聖な存在である。対してメソポタミアやギリシャのスフィンクスは女性化され、怪物として扱われていた。

近年の研究では、ピラミッドよりも200年ほど古くから存在していることが判明している。

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